保護猫ってなに?ペットショップとは違う、命をつなぐ選択

最近、「保護猫を迎えたよ」なんて話を耳にする機会が増えたと思いませんか?
SNSでも“譲渡会”や“里親募集中”という言葉をよく見かけるようになりました。
でも、そもそも「保護猫って何?」と聞かれると…うまく説明できない人も多いはず。
この記事では、保護猫の意味や背景、迎える方法、そして私たちにできることについて、やさしく&わかりやすくお話します!
猫好きさんも、これから猫と暮らしたい人も、ぜひ読んでみてくださいね。
保護猫ってそもそも何?

「保護猫」とは、人間の手によって保護された猫のこと。
もともとは以下のような事情を持つ猫たちです。
- 飼い主に捨てられてしまった猫
- 飼い主が病気や高齢で飼えなくなった猫
- 野良猫として生まれて、外で必死に生きていた猫
- 多頭飼育崩壊などで行政に保護された猫
つまり「元・野良猫」だけでなく、「元・飼い猫」も多くいます。
人の手を必要としているのに、行き場がない猫たち…
そうした子たちに、もう一度“家族”を見つけてあげるのが「保護猫活動」です。
なんで保護が必要なの?

日本では、今でも年間数万匹の猫が行政施設に収容され、その多くが命を落としています。
理由はさまざまですが…
- 無責任な飼い主による「捨て猫」
- 避妊・去勢されないまま野良猫がどんどん増える
- 飼い主の高齢化や経済的困窮による飼育放棄
こうした背景から、望まれずに生まれてしまった命や、一度は家庭で暮らしていたのに見捨てられた命が後を絶ちません。
そして、こうした命を救い、新しい家族とつなげるために活動しているのが、
私たちのような保護団体やボランティアなんです。
保護猫の迎え方ってどうするの?

ペットショップと違って、保護猫を迎えるには少しだけステップがあります。
保護猫を迎える流れ(例)
- 譲渡会やSNSで猫を探す
- 施設や保護主さんとやり取り
- お見合い(実際に会って相性を確認)
- 譲渡の条件確認(完全室内飼育・避妊去勢・脱走防止など)
- トライアル(お試し飼育期間)
- 正式譲渡(家族として迎える!)
これは猫も人も幸せになるための大切なステップ。保護主の愛の現れなんです。
保護猫を迎える前に考えてほしいこと

かわいいだけじゃ、飼えないのが「命」。
特に保護猫は、過去に傷ついた経験を持っていることもあります。
- 終生飼養(最後まで面倒をみる覚悟)
- 医療費・食費・生活費の見積もり
- 脱走防止策の設置
- 家族全員の同意
- 猫の個性に合わせた環境づくり
「うちの子になってくれてありがとう」
そう思える関係になるためには、少しの覚悟と、たくさんの愛情が必要です。
にゃんだフルサーカスの想い

「にゃんだフルサーカス」では、
“猫も人もハッピーに”を合言葉に、保護猫と触れ合える施設を作るのが将来の目標です
施設の設立には、たくさんの準備や支援が必要です。
でも、笑顔あふれる空間で、保護猫たちがのびのびと過ごせて、
人も癒されたり、関わることで人生が豊かになる…そんな場所にしたいと思っています。
このブログを通して、「保護猫を知ること」が、その第一歩になったら嬉しいです。
まとめ
保護猫は、ただの「捨てられた猫」ではありません。
“もう一度、家族に出会うために待っている命”なんです。
猫を飼いたいと思った時に、ペットショップだけでなく「保護猫を迎える」という選択肢が広がりますように。
そして、あたたかな「ご縁」が結ばれますように!🤡
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